STREALトピックス

2020.12.02

【展示会レポート】計測展OSAKA2020

10月21日~23日の3日間、グランキューブ大阪にて開催された計測展2020 OSAKAへ半導体ひずみセンサーSTREALを出展いたしました。おかげさまで大変多くの方にご来場頂き、盛況の内に終えることができました。ご多忙折にも関わらずご来場下さいましたお客様には改めて御礼申し上げます。
今回、「展示会レポート」にて計測展OSAKAの様子をご紹介させて頂きます。

 

出展風景①

 

出展風景②

 

省スペースながらも、STREALの魅力を多くの来場者様へお伝えできるよう展示ブース内では、体験型デモをご用意しました。STREALは微小な物理変化(=ひずみ)を小型のセンサーモジュールで検出し、圧力・張力・トルクなど様々なチカラに変換することが可能です。本展示会ではボルトの締結力、張力、トルク測定のコンセプトデモを披露いたしました。

 

販売製品

 

ボルト締結力の検出デモ(無線通信)

 

張力検出デモ(無線通信)

 

トルク検出デモ

 

本展示会では「STREAL無線計測ソリューション」「次世代半導体ひずみセンサー」を初公開しました。無線計測技術はアプリケーションに応じて①2.4GHz帯リアルタイム計測システム、②920MHz帯フィールド計測システムをご提供可能です。2.4GHz計測システムはSTREAL評価キットとして21年2月販売開始を予定しています。ワイヤレス化により省配線、回転体への取り付けなど、ひずみ計測の利便性向上を実現します。

2.4GHz帯リアルタイム計測システム

 

920MHz帯フィールド計測システム

 

また、STREALのコア技術である次世代ひずみセンサーは、従来比10倍となる0.1με(1,000万分の1ひずみ)以上の測定分解能を目標にひずみ計測の限界に挑戦しています。建材等で使用するH鋼材に現行品、次世代品2つのセンサーを貼り付けその分解能の違いを体感いただけるデモを披露いたしました。

 

センサー性能の比較デモ

 

左モニタが現行品、右モニタが次世代センサーの出力波形

 

デモンストーレションは大盛況でした。当社はセンサーモジュールにとどまらず、無線計測システムやデータ処理基板などの半導体応用製品そして、トルクセンサーをはじめとする機電一体のコンポーネント製品など、お客様のニーズにお応えできるよう製品拡充に努めてまいります。

今後ともグローセルのSTREAL事業の取り組みにご期待ください。

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