個人投資家の皆さまへ

社長メッセージ

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当社は1954年に電子部品の販売会社として設立して以来、高度経済成長期を経て現在まで、半導体とともに日本の産業を基盤から支えることで成長してまいりました。豊富な経験と知識を武器に、常に時代の最先端を行く製品と情報をお客様に提供し、お客様と一体となってより良い製品の開発に貢献してきたと自負しております。技術革新を支える担い手として当社の取り扱い製品であるマイコンを中心とした半導体や電子部品、センサは必要不可欠な製品であります。その取り扱いには高度な専門技術を必要としマイコン・ソフト・カスタム等の総合的なソリューションの提供が必要となります。
当社は、60年以上にわたり培った経験により必要とするソリューション技術を有しお客様へワンストップで展開しております。
また、メーカとして自社ブランドの高感度半導体ひずみセンサ「STREAL」ビジネスを開始し、これまでの取り扱い製品に加え、自社製品を組み合わせたソリューションをお客様に提供できる体制を作り上げました。

もっと便利に、安全・安心な社会の実現に向けて、商社の枠組みにとらわれることなく、自ら進化していくことで、スマート社会の実現・発展に貢献していきます。これからも当社は、「創造と革新」を経営理念として掲げ、企業価値の向上を図るとともにコーポレートガバナンスを基盤とし、コンプライアンスを遵守することで、社会や環境と共生・共存できる企業として、健全かつ持続的な成長を遂げていくことを通して社会的責任を果たしてまいります。

株主の皆様におかれましては、これからも当社事業へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

1分でわかるグローセル

世界中で成長を続ける半導体市場

半導体市場は、長期的に見ると過去から現在に至るまで市場は着実に成長を続けています。

世界の半導体市場を振り返ると、1994年に初めて1,000億ドルを突破して以降、パソコンや携帯電話市場の拡大や、デジタルカメラや薄型テレビなどデジタル家電の普及によって2000年代後半には2,000億ドル台に突入しました。その後も自動車のエレクトロニクス化やスマートフォン向けの需要が爆発的に拡大したことによって、2017年には4,000億ドルを突破しました。2019年には一度落ち込んだものの、2020年からの半導体不足を背景に2021年には前年比26.2%増の拡大となり、2022年も成長が予想されています。今後も自動運転やIoTの進展により、さらに拡大していきます。

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バランスの取れた事業ポートフォリオ

グローセルは自動車分野や産業分野を収益基盤として安定的な事業を展開するとともに、デジタルカメラなどのコンシューマ向け製品やOA、通信、アミューズメント分野など幅広い分野に、先進的な製品を提供しています。

このバランスのとれた事業ポートフォリオが、グローセルの持続的な成長を支えています。さらに、新たな分野の開拓にも積極的にチャレンジし、常に次の成長ステージを目指すことが私たちの基本戦略です。

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半導体メーカ、そしてお客さまとの強固な絆

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グローセルは、仕入先である半導体メーカやシステムインテグレーターと密接に連携する一方で、お客さまの製品開発に上流工程から携わる「デザイン・イン」活動により、最終製品の価値を高めています。

また、商社でありながら、ソフト開発やLSI開発などの専門的な能力が必要とされる開発機能および、研究開発や品質保証といったファブレスのメーカ機能を有し、製品メーカと半導体・部品メーカ、双方の思いを結びつける橋渡しをすることで、それぞれの課題を解決し、高い付加価値を提供しています。

お客さまの生産計画に確実に対応するグローバルネットワーク

独自の受発注システムによってお客様の需給動向から必要な在庫を予測することにより、さまざまなオーダーにフレキシブルに対応します。

国内7カ所、海外5カ所(香港、台湾、上海、タイ、米国)におよぶネットワークを整備し、生産拠点の海外シフトが進むお客様の多様なニーズに対応しています。さらに、近年頻発した災害時においても、お客様の生産ラインを堅守するなど、商社として安定供給の役割を担ってきています。

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新たな事業分野の創出と、持続的成長へ

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半導体に求められるニーズは刻々と変化しています。技術革新や社会の要請によって、その変化はさらにスピードを増していきます。
私たちは、常に最先端の製品、技術情報をお客さまと共有しながら、変化に対応することで主力事業である自動車分野、産業分野のさらなる拡大を目指しています。

また、医療・介護や社会インフラ、さらには通信やエネルギー、住宅などといった、これから成長が期待される分野への進出に積極的に取り組み、これまで培ってきた経験と技術を活かし、新たな事業分野の創出を図っていきます。
そして持続的に成長するサステナブルな社会に、多様な事業を通じて貢献してまいります。